葬儀などはいつなら都合が良いなどということはありませんが、やはり急死は右往左往します。
特に私の祖父の場合は元旦でしたので一層混乱しました。
前日の大晦日まではピンピンしていて、自宅で無くなったので変死扱いになります。
すでに結婚していた私が取るものも取りあえず実家に駆けつけた時には終了していましたが、かなり長時間に亘る警察の取調べがありました。
お正月早々ということもあり、誰と誰に連絡するか、葬儀はどこでするかなど、気持ちは急くのに何度も状況を説明させられたり、部屋の中を調べ回られ母はパニックを起こしそうだったそうです。
結局、葬儀は板橋区の葬儀会館で行うことになりました。
折角の正月気分に水を差したくなかったので、連絡は身内のみの家族葬にしましたが、ただならぬ様子からご近所にはばれてご迷惑をおかけしました。
通夜は2日、告別式は3日と決めましたが、困ったのはお金です。
葬儀屋さんへの支払いは銀行が開くのを待ってもらうことができますがそのほかにも現金が必要です。
私はもちろん親戚のうちでも親しい間柄の人に頼んで、あちらから10万円、こちらから20万円とかき集めて手元の現金を準備しました。
貸す方も正月早々に身内の香典まで予算していませんから大変だったと思います。