よくビジネスにおいて、「ゼロからのスタート」、「裸一貫」という言い回しを聞くことがありますが、大抵の場合ある程度の資金を確保していたり、

自分のサラリーマン時代の貯金数百万円で、、、というような但し書きのある話の方が多いのです。

ところが、無謀というか、大胆というか、知人の一人で実家の一室で株式会社を立ち上げ、融資と助成金で何とかしてしまった人がいます。

もちろんその人の事業計画は隙が無くて魅力的だったこと、すでに前職の絡みである程度の売り上げ見込みが立っていた事もあるのですが、

当初はエンジェル(個人投資家)を見つけて、独占投資をしてもらう考えで起業セミナーや懇談会に顔を出していたのだそうです。

偶々、仙台で税理士(会計事務所)で資金調達にもたけているベンチャーパートナーズという団体の事を知り、話を聞くだけど無料相談に申し込んだところ、会社の設立から資金調達までしっかり面倒を見てもらい、今では本町(仙台の中心部)にワンフロアーの事務所を借りて従業員を雇いうまでになっています。

後から聞いた話ですが、格安で法人を設立したのはいいものの、その費用と税理士の顧問料を支払ったら翌月から実家にお金を入れられないくらい何も持っていなかったのだそうです。

彼は、無計画というわけではなくて、ネットワーク作りの為にセミナーや前職のお得意様のところを半年間で30か所以上回って売り上げの見込みを具体的にしていたそうで、その間に投資をしてくれる人が見つかるだろうという考えだったそうです。

今となっては笑い話ですが、自分の事だったら冷や汗ものの世渡りだなと思いました。