銀座

以前勤め先の新規事業開拓部門が都内の主要地域にネイルサロンのチェーン店を展開したことがあります。
その時に私は直接その事業に関わっているわけではないのですが、テナントの候補を選出する手伝いをしていました。
その際に、さすが日本一と言われる銀座の物件の高さに驚いたことがあるのですが、集客数としては同等の見込みのある繁華街の倍以上の単価のテナントが多く、「なぜこんなに高いのだ」と疑問に思ったのでした。
サロンの場合、単純に客数で採算分岐を考えれば周辺の他の地域でも変わらないかそれ以上の見込み客数の場所がありますが、ざっくり家賃が倍であったら当然その価格はサービス料に降りかかってくるわけです。
まあ銀座価格という言葉がありますし、銀座のクラブなどはそれこそ日本の裕福層が集まるとても高級なお店だと聞きます。
秘密ですが会社の女性社員の一人でクラブで働いた経験がある人がおり、その浮世離れした顧客の贅沢ぶりを耳にしたときは、海外セレブのゴシップニュースを見るような感じがしましたね。
給料も相応の高額時給だったらしいですが、将来もクラブのママになるくらいでない限りは若いうちに働いて本業は別にというのが普通のようです。
興味本位で「銀座クラブ求人」を検索してみましたが、募集要項では限定はしていないものの、やはり大学生から新卒くらいの若い女性向けのような印象でした。
もちろん私はその年代であってもとても務まりそうもないと思いましたし採用もされなかったでしょうから行くにも働くにも現実離れした場所であることには変わりませんね。


オンラインアシスタント

私はサラリーマンに加えて副業として週末起業をして10年になりますが、働き方改革の一環で同じように副業を持とうと考える方が多くなるのではと思います。

この改革に乗じて残業をなくし、残業見込み分は副業やバイトで補ってほしいという方針の企業も既にありますよね。(この件については本来の改革の上げ足を取った経営者の解釈だと私は思っていますが…)

そこでちょっとしたアドバイスですが、週末起業をするにあたって一番のネックになることは実は「雑務の処理」なんですよね。

事業内容のアイディアや環境については企業前に散々シュミレーションして準備をすると思うのですが、フリーランス的な仕事の大半が事務や顧客応答と言ったコア作業ではない雑務であることはやってみて初めて気づかされるのです。

特に初めて年度をまたぐときに関してはさらに確定申告など税務処理まで絡んできます。

日ごろの雑務に加えて税務処理までこなして、年度末の1か月は事業が停滞して「やらなければならない事」をこなすのが精一杯だったという経験から、新しいビジネスを実行に移す際に必ずそういったコア作業を円滑に進めるための予算を用意するようになりました。

いまだと「あなたのアシスタント」というオンラインアシスタントを使って手が回らない部分を「時間いくら」で処理し、週末の限られた時間をすべてビジネスを展開するための作業に割り当てるようにしています。


姉のNPO活動

姉がボランティア活動を通じて集まった有志とNPO法人を立ち上げたのは昨年の秋口でした。

姉が結婚して子育てをするときに、苦渋の決断で仕事を辞めた(姉の勤め先は比較的容易に職場復帰ができる外資系でした)のは、おそらくとも働きだった両親と私が生まれるまで一人でカギっ子だった経験からいろいろと考えての事だったのでしょう。

昨年姉の家にお邪魔した時にダイニングテーブルに置いてあったパソコン画面に「NPO法人 税理士」というリストが表示されていて、姉が結婚前に行っていた事業の経験とボランティア活動の人脈を生かした子育て関連の活動をNPO法人として行うのだという事を知りました。

姉の子も手がかからなくなったという事で、それまで温めていた構想を現実化するタイミグだなと思ったらしく、以前から声をかけていた知人を役員にしてようやく動き出したようでした。

私はNPOってボランティアと違うの?と思っていたのですが、内閣府の定める特定非営利活動に該当する内容なら法人化して活動を行えばちゃんと給料も出る「仕事」なんですね。

当面は実家の空き部屋を仮事務所にするようですが、運営にあたって事業報告書を作成したり、普通の会社と同じようにお金の流れを記帳して決算するわけで、そういった部分に関しては専門家(税理士)を雇ってサポートしてもらう事にしたようです。

姉は仕事をしていた時も、二十代で外資系企業の役職についていましたのでかなりの行動派でしたが、普通に生活をしていても自分の考えをすぐに形にしてしまうんだなと、すごく感心してしまう出来事でした。


1 2 3 41